房総伝説民話の小部屋

 房総の主な伝説
    
    房総には、多くの伝説や民話が語り継がれてきました。朝日新聞 千葉マリオンに連載した『房総の伝説民話紀行』
    の取材から、強く興味 を抱いた話を紹介しましょう。
    なお、崙書房出版から『房総の伝説民話 紀行』は単行本として出版される予定です。

   
   源頼朝の伝説
         全国区の有名人は、やはりこの人でしょう。
         平家打倒を目指し挙兵 したものの相模の石橋山の合戦で敗れ、海路、安房へと逃れます。
         しかし、ここで再起を果たし、遂には日本初の武家政権を創立しました。謎の房総での行動。
         それゆえ、多くの伝説が残されています。


   平将門の伝説
         平安時代、武士が各地に登場する頃、関東で反乱を起こした平将 門。
         自ら新皇を名乗るが、愛妾・桔梗前の裏切りで討ち取られた。
         下総を拠点にしただけに、現在の利根川筋を中心に多くの伝説が残っています。


   大友皇子の伝説
         皇位継承を争った『壬申の乱』で、敗れて死んだはずの大友皇子。
         しかし房総には、彼が生き延びて海路辿り着き、御所を構えた伝説が……。
         また、息子の福王も逃れきて、妃一行もやってきた。
         不思議なことに、それぞれの伝説は、無関係に語り継がれてきました。

 小学生のための伝説民話
    
    小学生でも理解できるよう、やさしい言葉で伝説や民話を紹介します。
    みんなが暮らす土地にも、遠い昔のちょっと変わった面白い話が伝わっていますよ。


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